『疑心』
- 2017/01/18(Wed) -
今野敏 『疑心』(新潮文庫)、読了。

久々に、隠蔽捜査シリーズの第3弾。
登場人物たちがどんなキャラだったか忘れてしまってましたが、
履歴を見たら、第2弾をまだ読んでませんでした(苦笑)。
冒頭のシーンでそれぞれのキャラや話の経緯がきちんと頭に入ってきて、
問題なく読めたのは、ありがたいです。

舞台は、合衆国大統領の訪日の警備。
そこに日本人が絡むテロ計画の一報が入り・・・・・・と
ワクワクする設定だったのですが、
さて物語が動き出したか!と思った途端に
堅物男の恋話に突入し、警備の指揮そっちのけで恋心を
あーだ、こーだと描写されるので、辟易。

せっかくの大きな舞台装置も、
主人公の恋心の描写にばかり紙面を割いてしまい、
テロの阻止に向けた捜査の方はおざなりな対応。
事件解決も、どんでん返しなくあっさりと終わってしまい、
一体、これは何だったのか?と。

警察機構という世界における人間関係を描いた作品であり、
今回はそのテーマが50男の恋心だった・・・・・ということなのでしょうが、
それにしても、竜崎と伊丹の関係性において、
竜崎が、そんな個人的な悩みを伊丹に素直に話すのだろうか?という疑問が
沸々と湧いてきて、なんだか腑に落ちませんでした。

どうやら、シリーズ第3.5弾の『初陣』と繋がっているようですし、
そちらの方が捜査の現場を描いているようなタイトルになっているので、
警察モノとしての面白さは、そちらに期待することにしましょうか。

その前に、第2弾を読まないといけませんが(苦笑)。


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今野 敏

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『とせい』
- 2016/12/07(Wed) -
今野敏 『とせい』(中公文庫)、読了。

ヤクザの親分が、急に出版社の社長業をやりたいと言い出した!

ヤクザものって、コメディ路線で面白い作品が時々ありますよね。
独特な文化があり、また上下関係が絶対などルールが明確で、
しかも一般人には少し壁がある世界ということで、
デフォルメするには良い材料なんでしょうね。

本作に登場するヤクザな人たちは、任侠道に生きる昔ながらのヤクザさん。
素人には迷惑をかけはいけないという心得と、
面子をつぶされたら黙っていないという心意気。
そこから始まるドタバタ劇は、ふふふと笑える微笑ましい感じ。

また、ヤクザな方たちが語る人勢哲学というか、ヤクザ道の至言も、
なかなか勉強になる含蓄のあるお言葉で、面白かったです。

いくつか同時並行で進んできた問題がどうやって解決されるか、
それは途中で分かってしまいましたが、
ま、期待通りの筋がきっちり描かれて、スッキリ読み終われるというのも
気持ちの良いものですね。


とせい (中公文庫)とせい (中公文庫)
今野 敏

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『膠着』
- 2015/09/11(Fri) -
今野敏 『膠着』(中公文庫)、読了。

裏表紙に「ユーモア小説」と書かれていたので
気軽に読み始めたのですが、予想の上を行く軽さでした(笑)。

社長の御曹司派と専務派に分裂した老舗の糊会社。
TOBをかけられ、、起死回生のつもりの新商品開発で生まれたのは「全くくっつかない糊」。
その新商品の使い道を、山奥の工場の一室に集められたメンバーで検討する・・・・・。

間違って1桁多く糊を納品してしまった新人主人公に対して、
訂正に謝りに行かせるのではなく、1桁多いまま納品して売り捌かせようとする先輩営業マン。
この導入部分は面白かったのですが、本題の商品会議の中身が、小説全編を使って
長々とやっている割にはぐだぐだで、結論も、「それで終わり!?」的な内容。

社内派閥争いも、TOBも、そこから派生したスパイ疑惑も
どれも盛り上がりを見せないまま終息してしまい、
非常にこじんまりとまとまって(というか縮んで?)しまった感のある作品でした。

今野さん、あれこれ作品を書きすぎなのでは?と心配になってしまいました。


膠着 (中公文庫)膠着 (中公文庫)
今野 敏

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『スクープ』
- 2014/04/20(Sun) -
今野敏 『スクープ』(集英社文庫)、読了。

長編かと思ったら短編集でした(苦笑)。
お気楽に読めて、面白かったです。

夜のTVニュースで社会部遊軍記者を務める主人公。
ちょっとルール違反な取材を飄々と進めて、スクープをものにする。
そして、警視庁の刑事部長とも太いパイプを持ち・・・・。

マスコミ記者を主人公としつつ、
マスコミ報道の在り方に自虐的なやり取りが多く、
この作品の持つ毒味にほくそ笑みながら読めます(笑)。

実際に、こんなにも大スクープの悪事が連発する国だったら嫌なのですが、
ま、そこはご愛嬌。
この本の中では、政・財・官、そして国民・報道いずれも腐っております(爆)。

シリーズ化しているようなので、続編も見つけたら読んでみようと思います。


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今野 敏

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『触発』
- 2014/03/23(Sun) -
今野敏 『触発』(中公文庫)、読了。

連続爆弾テロ事件を描いた作品。

地下鉄での爆弾テロを解決するため、
政府の危機管理対策室は、警察庁に自衛官2名を送り込む・・・・。

当然、「事件の解決」という大義名分だけでなく、
外交や軍事の観点での政府としての思惑あってのこと。
このあたりの理屈と解説が興味深かったです。

また、送り込まれた自衛官2名も
警察官に向かって「われわれは軍人です」と言い切るだけの腹の据わりよう。
この辺のぶっちゃけ感も面白かったです。

ただ、事件の推理という点では、駆け足過ぎて雑な印象です。
犯人側を推理で追い詰めるというよりは、
運とまぐれで行き当たったみたいな。
ま、組織力を活かした捜査というのは、往々にしてこんなものなのかもしれませんが。
大量の情報からの絞り込みもサクッと進んで怪しい人物が特定されており、
ちょっと物足りなかったです。

犯人像も腑に落ちず。
海外から日本に戻ってきた際の、日本についての情報の持たなさぶりとか、
そこから日本という社会に対する恨みを抱くプロセスとか。

本作を通して思ったのは、
「組織機構」とか「社会分析」とか、マクロな視点では興味深い分析をするのに、
個人の感情を描くというミクロな視点が稚拙なように感じました。
リアリティがないというか。
あと、その人の強い思いを表すのに言葉を重ねすぎていてクドイと感じました。
本当の思いは、軽々しく言葉を消費せず、内的な思索に沈んでいくものだと私は思っています。

ということで、本作の枠組みは面白かったですが、
登場人物たち個人個人のストーリーとしては不十分かなと。

能代教授の「日本人は平和な日常を破壊されることに慣れていません」という言葉。
3.11の直後に私が考えていたことと重なる部分が多く、
もし能代教授が実在の人物だったら、その著作を読んでみたいと感じてしまいました。


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今野 敏

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『臨界』
- 2013/10/20(Sun) -
今野敏 『臨界 潜入捜査』(実業之日本社文庫)、読了。

先日、実家に帰った時に持ち帰ってきた本。
お店のお客様からいただいたそうです。

シリーズものの第5作ですが、自分で1~4まで買うのも大変なので、とりあえず読んでみました。
舞台が三重県ということもあり、ま、この回だけでも良いかなと。

三重県に原発が建っているという設定で、
名古屋の暴力団が、違法な原発労働者の手配で儲けているというもの。
そこに原発反対の住民運動も絡んでくるという構図。

現在、三重県には原発はありませんが、
それは中部電力の芦浜原発建設計画に対する壮絶な反対運動が巻き起こったから。
以前、芦浜原発を巡るルポを読んだことがありますが、
賛成派と反対派で住民が大きく二分し、暴力沙汰も当たり前の混乱状況だったそうです。
原発建設は、一歩間違うとコミュニティを破壊するところまで行きついてしまうという
その最たる事例だと思います。

また、原発での末端の労働者として、不法滞在の外国人などいわくつきの人々、
アメリカでは犯罪者や貧しい黒人労働者が使役されているという問題も
別のルポで読みました。

なので、本作で描かれている、電力会社、下請け会社、地元政治家、暴力団といった関係者の
問題の構図は正しいというか、突飛な話ではないと思います。
ただ、原発の存在そのものを、「奇形の魚が獲れる」といった文脈で描くのは
正しくないというか、311以降だからこそ、安易に書くべきではないことだと思います。
利権関係の問題を抉ることは大事な問題提起だと思いますが、
自然科学の問題として噂話や都市伝説的な話題で不安を煽るべきではないと思います。

反原発論者の、こういうところが苦手です。
というか、不信感を抱いてしまうところです。
怪しいカルトと同じ手口のように思えてなりません。
あとがきで、著者が、参議院議員選挙に、政党「原発いらない人びと」から出馬していたという
事実を知り驚きました。

しかし、本作の中で、反原発の住民運動を取り仕切っている運動家たちを
結構な勢いでバッサリと斬っているところは、スッキリしました。
彼らがやっているのは、「運動のための運動」「反対のための運動」であり、
「住民のための運動」ではないんですよねー。
市民運動家の怪しさは、原発問題に限ったことではないですが・・・。

作中で、地元民が、市民運動家の怪しさに気づいて、
自ら様々な活動を模索していたことが描かれており、
「三重県民、なかなかやるじゃーん」と、フィクションなのに嬉しかったりして。

とまぁ、いろいろ書きましたが、サスペンス作品としての出来はイマイチ。
「原発問題を取り上げたい」という著者の一方的な思いと、
「拳法の戦闘シーンをじっくり描きたい」というアクション熱とだけで
出来上がっているような作品のように思えました。
アクション熱を期待している読者にとっては、読み応えがあるのではないでしょうか。
私の好みではありませんでした。


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『特殊防諜班 組織報復』
- 2012/03/06(Tue) -
今野敏 『特殊防諜班 組織報復』(講談社文庫)、読了。

シリーズ第2弾ですが、私、ここで脱落します・・・・・。

正直、大したストーリー展開もなく、
ただただ、ドンパチやっているだけな印象しか残りませんでした。

武器マニアの人なら楽しめそうですけど・・・・。

日本人と古代ユダヤ人との不思議なつながりについて
特に話が深彫りされるわけでもなく、
ラマ僧についても、ダライ・ラマ14世という強烈に存在感のある人物を
ただ作中に借りただけのような薄っぺらい感じが否めませんでした。



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『神々の遺品』
- 2011/10/24(Mon) -
今野敏 『神々の遺品』(双葉文庫)、読了。

UFOや古代文明の謎に迫る・・・・・的な紹介文だったので、
買おうかどうしようか迷ったのですが、買っといて正解でした。

摩訶不思議な事象を扱っているのですが、
どちらかというと陰謀論的な要素が強く、それも、突飛感は抑え気味で
意外と現実味のある路線での解釈をしていて、面白かったです。

UFOや古代文明の話に興味がある人にとっては、
誰かの推論の焼き直しのように感じるストーリーかもしれませんが、
あまり、そういう世界に馴染みのない私には、興味深かったです。
(昔、グラハム・ハンコックがブームになったときは私も読んでみましたが、
 ちっとも頭に残っていないので・・・・・・苦笑)

主人公の私立探偵・石神の推理は、当たる割には納得感が無いというか、
推測が当たったような印象で進んでいくのは残念でしたが、
そんなことよりも、彼の人間観察のポイントを描写しているくだりが面白かったです。

また、後半、警察組織と米軍組織に背いて行動するグループが
事件の真相にたどり着く鍵を握ることになりますが、
「思い切った裏切り方をするなぁ・・・」というところが気になってしまいました。
それまっでどっぷりと組織の思想に浸かっていた人たちが、
ここまで割り切って、組織のルールを無視できるのかなぁという感覚的な疑問です。

ま、でも、トータルとしては楽しめた、良い娯楽作品だと思います。

夜中に本作を読みながら、文中に出てくる「火星の人面岩」などの写真を
ケータイでネット検索していたのですが、あの写真は、なんかゾッとしますね。


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『特殊防諜班 連続誘拐』
- 2011/08/20(Sat) -
今野敏 『特殊防諜班 連続誘拐』(講談社文庫)、読了。

警察モノの別シリーズかと思って買ってきたら、
主人公は自衛隊のレンジャー隊員くずれ。
おぉ、兵隊モノか!?と期待したのに、
超能力者・霊能力者がゾロゾロ出てきて、途中から冷めてしまいました。

主人公のキャラクター設定とか、そのパートナーとのやりとりとか、
エッセンスは今野作品に共通していると思うのですが、
予知能力とかテレパシーとかいうところが、どうしても引っかかってしまって・・・。

最初のころは、「初対面の人間の心を読む」という出来事が、
結局は情報戦の成果だという謎解きがなされていて、
霊能力なんかの解説もしてくれるのね~と思ったら、
恵理の登場後は、それらの特殊能力ありきの展開になってしまいました。

また、ストーリーも、基本的に主人公が自ら真実を探った部分は少なく、
すでに他の組織が推理していた筋書きを後追いしているだけで、
謎解きメインで読むと、イマイチだと思います。

私の個人的な感想としては、ユダヤ人と日本がつながっているという話が
非常に興味深かったので、あまり気になりませんでしたが。
ま、この古代日本の謎的なエピソードをもとに、アクションものを書きたかったという
その2つの要素が作者の目的の全てだという印象を受けました。

解説を読んだら、25年も前の作品に
改題い改題を重ねて、今の形になっているとのこと。
あえて、現在ヒットしているシリーズの装丁に合わせて再レイアウトした
出版社側の販売戦略に、まんまと嵌められてしまいました。

主人公は魅力的だったので、
シリーズの他の作品が、リアリティのある環境設定だったら読もうかな。


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『ビート』
- 2010/10/24(Sun) -
今野敏 『ビート』(新潮文庫)、読了。

樋口シリーズの3作目。

本作も、話の軸は警察官の父親と反抗的な息子という親子の話。
樋口シリーズは、警察ものというより、家族ものとして楽しんだ方が
良いのかもしれませんね。

事件そのものは、そもそもの「捜査情報を息子が漏らす」というくだりが
ちょっと雑な印象を受けました。
そんなに簡単に情報を入手できてしまって良いものかということ。
そして、捜査情報を漏らすという犯罪行為を、
「大学柔道部の先輩に命じられたから」という理由で実行してしまうのは、
あまりリアリティを感じませんでした。

ま、実業の世界では、学閥という考え方が幅を利かせているという状況があるので、
同じように体育会の上下関係が影響を及ぼすということがあるのも、
あり得るかなと頭では思います。
ただ、本作では、「体育会とはそういうものだ」という説明で押し切っているので
説得力に欠ける印象を受けました。
もうちょっと、いろんな角度から書き込んで欲しかったなと思います。

父親の警察官も、思考力が足りないところが残念。
息子を疑い始めてからは、まともな頭でなくなっていて混乱するのはわかりますが、
自分を脅していた富岡が殺された時点で、「これでもう安心」と晴れやかになって
しまうのはどうかと思いました。
富岡の部屋から何か証拠が出てきたらどうするつもりだったのでしょうか?
知能犯を相手にしている警視庁の人間にしては、頭のデキがイマイチな感じ。

不良を装う息子や若者文化のダンスを良く見せようとして、
頑固な父親や体育会という文化が、不当に貶められるような描き方に
なってしまっているのではないかという気がします。
弱いものに肩入れし過ぎという感じでしょうか。

終盤、その父親が、自分の息子に向き合おうと一生懸命になっていく姿は
読んでいて、じーんとくるものでした。
家族小説としては、良く描けている作品だと思います。


ビート―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)
ビート―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)今野 敏

おすすめ平均
stars人間ドラマとしての警察小説
stars一気に読んだ
stars親子の絆を感じる小説
starsやはり、思慮深い男なのか?
starsバイプレーヤーの魅力

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