『言いまつがい』
- 2010/09/13(Mon) -
糸井重里 監修 『言いまつがい』(ほぼ日ブックス)、読了。

ちょっと期待はずれでした。

何をもって「言いまつがい」とするのか、
その定義があいまいというか、広すぎるというか・・・。
なんでもありな感じがしたので、どうもハマれませんでした。

・誤った言い方を間違って覚えていて、堂々と言い放った言い間違い
・正しい言い方を知っているのに、偶々間違って口にしてしまった言い間違い

・言葉の組み合わせがおかしい言い間違い
・単語の中の文字が入れ代わってしまっている言い間違い

もうちょっとテーマを絞った上で、展開してもらえた方が笑えた気がします。
もしくは、書籍の構成上、章を分けるとか。

そして、この手の本は、言い間違いそのものの面白さよりも、
その言い間違いに突っ込む、最後の一言でどう落とすかが肝心ですよね。
その点でも、レベルはあまり高くなかったように思えました。

読者投稿型とはいえ、ほぼ日のファンなら、
内容のレベルは高いかなぁと期待したのですが・・・・。
『オトナ語の謎。』が面白かっただけに、残念。


言いまつがい (ほぼ日ブックス)
言いまつがい (ほぼ日ブックス)糸井 重里

おすすめ平均
stars笑いましょう! 言葉の世界は、まるで遊びの世界。
stars失笑噴飯!ベタベタです。
stars笑うにはイマジネーションが求められます。
stars期待しすぎたかな・・・。
stars最高の一冊! 自宅で読むべし。電車の中とかでニヤニヤしてたら気持ち悪いから。

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オトナ語の謎。 (新潮文庫)
オトナ語の謎。 (新潮文庫)糸井 重里 ほぼ日刊イトイ新聞

おすすめ平均
starsニヒヒ
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『海馬』
- 2010/05/08(Sat) -
池谷裕二、糸井重里 『海馬』(新潮文庫)、読了。

久しぶりに自然科学系の本を。

ただ、糸井重里さんとの対談なので、
内容は相当やわらかく噛み砕かれているというか、
人文科学系の要素と相まった一冊となっています。

「経験メモリーの組み合わせ」というテーマからすると、
自然科学と人文科学の対話というのは、コンセプトに合致した
面白い企画だと思います。

ただ、個人的には、もうちょっと科学的な説明のボリュームを増やして欲しかった感も。
人文科学の言葉(比喩とか)を使われると、イメージしやすくなりますが、
シンプル化され過ぎるというか、勝手な像を組み立ててしまう危険性もあるので。
ま、まさに、それが脳の働きだということが、本文でも触れられていますが。

この本を入口に、もうちょっと専門的な本を読んでみると
面白いのかもしれません。

様々な実験が紹介されており、その結果も相当興味深いのですが、
むしろ、そういう実験を思いつく科学者の思考方法に感心しました。
まさに「経験メモリー」を増やした感じです。

私も、例えば、ヒット商品等というものは、
ゼロから生まれてくるのではなく、
既にある考え方を、新しいジャンルに持ち込むとか、
2つの考え方を組み合わせるとかいうことで誕生するのだと考えていたので、
この「経験メモリー」の考え方は、非常に納得できるものでした。
自分の考え方の裏付けを取れたような快感です。


海馬―脳は疲れない (新潮文庫)
海馬―脳は疲れない (新潮文庫)
おすすめ平均
stars会話形式なので、読みやすいです。
starsすらっすら読める
stars読みやすくて面白い!
stars組み合わせの勝利
starsう〜ん、ジャンル違うじゃん!

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『オトナ語の謎。』
- 2009/12/06(Sun) -
糸井重里監修、ほぼ日刊イトイ新聞編 『オトナ語の謎。』(新潮文庫)、読了。

オトナ(主にサラリーマン)が使用する不思議な日本語を集めた辞典。

言われてみると、確かに会社に入ってから覚えたなぁ・・・というものばかり。

そして、入社したころは「何その表現?」と思っていた言葉も、
「あぁ、誤魔化したいときに便利なんだ」とわかってしまってからは、
どんどん使うようになってました。

この本を読んで、ちょっと反省。

だって、曖昧にしたり、過度にへりくだったり、おだてたりする表現を
多用している自分に気づいてしまったから(苦笑)。

あと、「そもそも論」なんて言葉は、
私の周りではS先輩しか使ってないコトバだったので(しかも連発)、
彼独自のローカルな言葉だと思ってたら、
全国の会社で使われているのね・・・・初めて知りました。

社会人9年目でも勉強になる一冊でした(笑)。


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『家族解散』
- 2008/05/05(Mon) -
糸井重里 『家族解散』(新潮文庫)、読了。

小説家としての糸井重里は全く知らないままに
タイトルで買ってきました。

が、思いのほか面白かったです。

まず、文体が不思議。
全体的に「世の中ナメてます」的な要素を醸し出しながらも、
言っていることはなかなか的を射ているような。

特に、「ヒマラヤ不動産の主人らしい男がでっち上げた明彦の手記」で
トシヒコが語る内容は、変な納得性がありました。

ストーリーも章立てもとても不思議。
糸井さんって、小説たくさん書いてるんでしょうか?
下手するとはまりそう。


家族解散 (新潮文庫)
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