『赤ずきん』
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- 2012/06/23(Sat) -
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『赤ずきん』
赤ずきんをモチーフにしていますが、 人狼という存在を持ち込むことで、中世的な魔の世界が広がっています。 作品全体に雰囲気はあるのですが、なんとなく雰囲気倒れの感が・・・・・(苦笑)。 ものものしくゲイリー・オールドマンが登場してきたことで、 非常に期待値が上がったのですが、 正直、正義の活躍も、悪の横行もないままに、物語から去ってしまいました・・・。 一体彼は何者だったんだよ? というか、この作品で、どんな位置づけだったんだよ? ゲイリー・オールドマンの使い方が、非常に勿体ないと感じました。 人狼の存在は、ずっと画面上からは隠したままで、心理的に攻める演出かと思いきや、 意外と早く、中盤で、その姿を現します。 しかし、そのCGが、なんだか、ちゃち(爆)。 見終わった後、Yahoo!で調べたら、 監督が『トワイライト』の人だとわかり、ある意味、納得。 雰囲気重視×物語の筋が弱い×CGがちゃち、全く同じ構図(苦笑)。 主人公を演じたアマンダ・サイフリッドは良かったです。 独特な顔立ちが、作品に神秘的な雰囲気をもたらしていたと思います。
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『ザ・ウォーカー』
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- 2011/07/31(Sun) -
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『ザ・ウォーカー』
戦争により世界が滅びてから30年、 生存した人類が荒んだ生活を送る荒野を、ただただ西に向かって歩く主人公。 その目的は、ある一冊の本を届けるために・・・。 って、30年も西に向かって歩き続けたら、地球何周できちゃうのよ? 1日4kmしか歩かなくても、毎日30年歩いたら4万kmで1周出来ちゃうわよ。 どこをどう、30年も歩き続けてたのかしら??? というように、設定に疑問が湧き続ける作品でした(苦笑)。 たった30年で、キリスト教の教えが誰の頭にも残らなくなるものなの? 宗教って、そんな軽いものじゃないよね。米国ならなおさら。 宗教が理由の戦争で、聖書を全て焼かれてしまったとしても、 そんな環境なら、なおさら人々の心には祈りや信仰が芽生えるものではないのかしら? 主人公が、何であんなに無敵感溢れる感じなのかも バックグラウンドの説明が無くて、 ただ「神の啓示」と言われてもピンとこないし。 極力、無駄な台詞を抑えて、映像で雰囲気を作っていく手法はアリだと思いますが、 ちょっと雰囲気倒れしてしまった感じも。 ゲイリー・オールドマンは、相変わらずの狂気っぷりで、 あの怒りの中で発するニコッとした笑い方が やはり空恐ろしさを感じさせる怪演ぶりでした。
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『State of Grace』
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- 2006/06/12(Mon) -
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『State of Grace』
ビデオを古いものから順に見てたら、この作品が出てきました。 録画した記憶無し(苦笑)。 多分、ゲイリー・オールドマン目当てで、とり敢えず録っておいたものでしょう。 NYのギャングの抗争、アイルランド系vsイタリア系のお話。 コメディ専門の自分には、 あんまりこの手の作品を観ないので出来の良し悪しがわかりませんが、 う~ん、どうなんでしょう。 ゲイリー・オールドマン演じるジャッキーは、色気があるのですが 本能のまますぎてちょっと崩れ過ぎかな。 その分、フランキーを演じるエド・ハリスの瞳が格好よかった。 ただ、こちらもギャングのボスの割には、頭の回転がよろしくないです。 Yahoo!ムービーで最近の写真を見たら、 ゲイリー・オールドマン、老けてた・・・ショック。 お爺さんのエリアに近づいちゃってるよ。 『レオン』とか『エアフォース・ワン』とかの悪役が好きだったなぁ。 今後は渋い演技に期待しましょか。
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