『この国の失敗の本質』
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- 2007/04/14(Sat) -
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柳田邦男 『この国の失敗の本質』(講談社文庫)、読了。
方々の雑誌に掲載された警告の文章を一冊に集めたもの。 薬害エイズ、阪神大震災、もんじゅ事故など様々な事件を扱っていますが、 いずれも危機管理を語るための舞台装置であり、 警告している内容は同じ本質を持っている。 ちょっと食傷気味になってきたので、 これからは、ある一つの題材をじっくり追いかけた作品に絞ろうかしら。
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『日本は燃えているか』
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- 2006/11/21(Tue) -
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柳田邦男 『日本は燃えているか(上・下)』(講談社文庫)、読了。
柳田邦男氏の手による、70年代の日本の経済・外交政策のドキュメント。 淡々と事実を積み上げていく文章を読んで、 テーマがテーマなだけに、つい城山三郎氏の諸作品が想起され、 「小説風にしてあるほうが面白いだろうに・・・」などと感じていました。 しかし、田中角栄が登場してくると、グッと面白くなってきました。 金脈が問題であったとしても、やはり稀代の政治家だと思います。 行動力、決断力、指導力、演出力は一級品です。 これぞリーダーという姿を存分に見せてくれます。 他にも、佐藤栄作、大平正芳など、大物政治家が登場し、 この大転換期の時代を乗り切れたのは、 有能な政治家が居たからだと再認識しました。 また、各省庁の官僚達も、職務遂行に熱心で、 日本の官僚システムの底力が伝わってきました。
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『「人間の時代」への眼差し』
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- 2006/09/30(Sat) -
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柳田邦男 『「人間の時代」への眼差し』(講談社文庫)、読了。
あちこちの雑誌で発表したモノを集めた一冊。 残念ながら読み応えがイマイチでした。 やっぱり氏の作品では、あるテーマを深く掘り下げた力作よ読みたいですね。 「リスクを考える」の章は面白かったです。
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『事実の考え方』
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- 2005/08/28(Sun) -
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柳田邦男 『事実の考え方』(新潮文庫)、読了。
現実逃避の術として手にしたが、 エッセイのテーマによっては、今の自分にとって直球のものがあり、ショック拡大。 間に3日間の休憩を挟んで読了。 様々なジャンルのノンフィクション作品が紹介されていたが、 落ち着いたら、直球だったテーマの作品もいずれ読んでみたい。
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